Koichi Fujino Lab

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Blog

Mar 17, 2024
12:47 am

英語で授業をする

下手な英語で授業をしている。西南ではいわゆる「別科」という授業があって、海外からの交換留学生を相手に授業をするのだが、そのときには英語で授業をする。あるいは、最近では外国語学部のライティングやリーディングの授業、それからそのほかの学部の一般英語の授業も英語だけで授業をしているので、2023年度の後期の授業はほとんど英語で授業をしていることになる。自分の英語が大変下手だという自覚はあるので、学生には大変申し訳ない。
別科では留学生のプレゼンテーションを撮影して、学生の許可があればその動画をYouTubeにアップロードして誰にでもみてもらうようにしているのだけれども、その時に時々入り込んでしまう司会などをしている自分の英語の音声も本当に酷(ひど)くて聞くに耐えない。日本語の音声だと、動画で聴いていてもそこまで酷(ひど)いとは思わないのだが、英語の場合は、自分が思っているほどの水準で話せていない。
ただ、別科で学んでいる留学生の学生たちは、さほど私の下手な英語を気にしていないようだ。むしろ、第二外国語として英語を学んだ教員が、それなりに工夫をして、それなりに内容のある授業をすることを評価するらしい。彼らにとっては教育の中身が大事なのであって、英語はその中身を知るための手段でしかないのだから、英語の上手下手を気にするのはあまり意味がないということは、むしろ留学生を相手にして授業をしているとよくわかる。
問題は授業の中身がどれだけ充実しているかどうかだが、文学の授業というのはその中身に関してはいくらでも深みのある内容にすることができるので、話す中身についてはさほど悩まずに済むのはありがたい。